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中央検査部(臨床検査科・病理診断科)

中央検査部概要

理念「チーム医療へ貢献するため正確・迅速な検査を提供します。」

臨床診断に直結する重要な検査データを診療科に提供するという仕事を担っています。

検査部には患者様から採取した血液・尿・組織等を対象とする検体検査部門と、心電図・脳波・呼吸機能・超音波検査など直接患者様に対して検査を行う生理機能検査部門と,

患者様から採取された検体で良・悪性等を診断する病理検査部門があります。 検体検査部門では365日24時間体制で年間170万件、生理機能検査部門では年間2万2千件あまりの検査を実施しています。病理検査部門では組織、細胞診を含めて年間1万件の検査を実施しています。また、国の政策に基づき石綿小体計測を年間30件実施しています。他にも遺伝子検査にも取り組んでいます。

 現在、医師2名、技師22名・嘱託技師2名が在籍しており、検査技師は臨床検査技師国家資格を全員が持ち、さらに専門分野の学会認定資格を取得している技師も多くおります。

検査の正確性を保つために日々の内部精度管理を実施しており、外部精度管理としては日本医師会・日本臨床衛生検査技師会・和歌山県臨床検査技師会の精度管理事業・ISO/IEC17043認定外部精度管理プログラムEQAサーベイに参加、また日本臨床衛生検査技師会の精度保証施設認証を取得・更新しています。

取得認定資格(重複あり)

細胞検査士 5名
国際細胞検査士 5名
認定病理検査技師 2名
超音波検査士(循環器)  5名
超音波検査士(消化器)  4名
超音波検査士(体表) 4名
超音波検査士(血管)  1名
 認定輸血検査技師 1名
日本輸血学会 I&A視察員  1名
認定血液検査技師  2名
骨髄検査技師  1名
日本糖尿病療養指導士  1名
地域糖尿病療養指導士  1名
聴力検査士  2名
認定救急検査技師  2名
二級臨床検査士(微生物学)  1名
二級臨床検査士(病理学)  2名
二級臨床検査士(血液学)  1名
二級臨床検査士(循環生理学)  2名
緊急臨床検査士  1名
遺伝子分析科学認定士  1名
健康食品管理士  1名
医療情報技師  1名
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者  3名
有機溶剤作業主任者  2名
 術中脳脊髄モニタリング認定技術士 1名
 第一種衛生管理者 1名

令和5年12月現在

中央検査部の特色

中央検査部は、以前より患者さま、診療科のニーズに極力お応えすることをモットーにしており、オーダーされた検体検査結果につきましては、ほとんどの項目について1時間以内に報告するように日々努力しております。生理検査部門では予約検査中心ではありますが当日受付も最大限に対応して「待たせない・断らない」を目標に業務に取り組んでいます。病理検査部門では診断のみならず遺伝子検査等の臨床のニーズに応えるべく日々、取り組んでいます。

スタッフ紹介

坪田 ゆかり 病理診断科部長
臨床検査科部長(兼)
アスベスト疾患センター副センター長(兼)
昭和60年 和歌山県立医科大学卒業
平成元年 和歌山県立医科大学大学院修了
専門:病理診断
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本病理学会病理専門医
医学博士
大星 隆司 第二臨床検査科部長
第二健康診断部長(兼)
昭和51年 和歌山県立医科大学卒業
専門:総合内科、糖尿病
日本内科学会認定内科医
日本糖尿病学会専門医
日本糖尿病学会研修指導医

その他

我々中央検査部としましては、日々、早く正確な結果を提供することが主たる業務ですが、その他、臨床検査技師養成施設の学生実習、多施設職員の研修受入なども積極的に行っております。また血糖自己指導・糖尿病教室・ICT(感染対策チーム)・心カテ・術中モニタリング・RI検査、内視鏡検査で細胞採取の適正化を目的とするオンサイト細胞診にも参画しています。

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