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眼科

眼科について

 人が得る情報の80%は、眼から入るといわれており“物をしっかり見る”ということは、人間の日常生活においてきわめて重要です。

 高齢化社会においてより高い生活の質(QOL)を維持するためには眼の健康は非常に重要ですが、加齢とともに白内障や緑内障などの眼科疾患リスクは上昇します。しかし適切な眼科治療をうけることで視力低下の予防や改善することが期待できます。

 また情報化が年々進んでいる現代において、眼に対するストレスは激化の一途を辿っており子供がスマートフォンを見る時間は増え、小児における近視の増加が問題となっています。大人もIT装置に囲まれ、眼を酷使することによって、眼の疲れや不調を訴える方が増えています。

 眼科では未熟児からお年寄りまでの幅広い患者様を対象にそれぞれの生活をより良好なものにするため日々診療に取り組んでいます。

当科の特色

 当眼科では地域医療へさらなる貢献すべく他施設協力体制のもと、専門分野に特化した医師を招聘し、眼科医療の充実を図っています。それにより、治療適応疾患を拡大し、よりスピーディーで、個人に寄り添った治療を実行してまいります。

 また当科では総合病院である強みを生かし他科との連携をとおし、全身的な治療が必要な患者様にも対応しております。

 手術治療はそれぞれの患者様の生活事情にあわせ日帰り手術、入院手術の両方の希望に対応しており、身体的・精神的な負担軽減に努めています。

 当科では治療そのものだけでなく、そこに至るまでの過程も含めて一人ひとりに丁寧に説明し、できるだけ理解・納得し、診療のプロセスに患者様ご自身が参加していただくことを大切にしています。
 分からないことや不安なことは、些細なことでもお気軽にご相談ください。

 

スタッフ紹介

常勤医師

佐々木 秀一朗

眼科医師
平成26年 関西医科大学卒業
専門:眼科一般
日本眼科学会専門医

グラクソスミスライン社ボトックス治療認定医

 

非常勤医師(手術支援・特殊外来担当)

坂東 肇 眼科特任部長
難治白内障、硝子体手術 執刀担当医
元大阪労災病院眼科副部長
専門:硝子体疾患、眼科外科的治療
日本眼科学会専門医・指導医
安武 正治郎

眼科医師
平成28年 和歌山県立医科大学卒業
専門:眼科一般
日本眼科学会専門医

グラクソスミスライン社ボトックス治療認定医

視能訓練士(国家資格)

木戸 由美 国立大阪病院附属視能訓練学院卒
認定視能訓練士
中瀬 真由美 神戸総合医療専門学校卒

眼科コ・メディカル

林 真佐美

診療内容

白内障(日帰り・入院手術)、難治白内障、水晶体脱臼への眼内レンズ縫着・強膜内固定、眼内レンズ入替
硝子体手術(増殖性糖尿病網膜症、硝子体出血、網膜剥離、網膜前膜、黄斑円孔、硝子体混濁 他)
翼状片、眼瞼下垂、瞼内反症など外眼部疾患
斜視手術、神経眼科での内科的診断および加療
斜視・弱視訓練などの視能訓練

非常勤医師外来日のご案内

■坂東医師:月曜日 8:45~13:00
※紹介状をお持ちの方は、地域医療連携室(☎073-451-3186)でご予約が可能です。必ずご予約をお願いします

手術を希望される患者さまへ

 白内障の眼科手術のご希望依頼から手術実施までの待機期間は約1か月を目標としています(他の手術待機期間は、この限りではありません。)。また、担当医師に関わらず、初診から手術までの通院回数は、2~3回が目安です。
■坂東医師(非常勤)の手術を希望される患者さまへ
 初診及び手術に必要な検査等を常勤医師が行い、手術当日に坂東医師が必要な患者さまのみ診察をして手術を受けてもらう場合があります。

視能訓練

ロービジョンケア、斜視、弱視訓練
(ロービジョンケア・・・視力の弱い方に対する補助具の選定、指導などを行います。)

眼底検査について

 たとえば、糖尿病網膜症などで、眼底検査をするときには、「散瞳」 といって、目薬で、瞳をひろげる処置をします。散瞳すると、屋外では、まぶしくなり、見えづらくなりますので、検査の日は、自動車や、単車の運転を避けて、電車等でお越しください。

臨床実績

  令和4年度
1日平均外来患者数 66.7人
1日平均入院患者数 1.4人
紹介率 81.3%
逆紹介率 397.0%

手術件数の年度推移

令和4年度 年間手術件数:1,402件

水晶体再建術 1,047 後発白内障手術 154
結膜結石除去術 40 網膜光凝固術 29
翼状片手術 18 眼瞼内反症手術 8
角膜・強膜異物除去術 6 涙点プラグ挿入術 4
硝子体茎顕微鏡下離断術 83 眼瞼下垂症手術 1
マイボーム腺梗塞摘出術 2 硝子体切除術 5
霰粒腫摘出術 5
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