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看護部トピックス

看護師特定行為研修

当院では、令和元年度より特定行為研修を開催しています。

特定行為は、診療の補助であって、看護師が手順書により行う場合には、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が特に必要とされる38行為です。

当院は、多くの医師から指導を受けて、これまで18名の特定看護師が誕生しました。今年も新たに4名の受講者が頑張っています。

4月に令和6年度の修了式と令和7年度の開講式を行いました。

高度医療人育成センター主催の新人教育プログラム

新採用看護職員が多職種の新採用者と共に学び、チーム医療に円滑に対応できるよう、新人教育を企画しています。約1か月、看護師だけでなく、職種の壁を越えて楽しく学び、多職種の同期とコミュニケーションが図れて、仲良く働くことができています。

産科スタッフのスキルアップを支援

~NCPR専門コースの資格取得か可能です~

当院では新生児蘇生法(NCPR)専門コースの資格取得が可能です。

小児科医師がインストラクターを務め、出生直後の新生児に適切な蘇生処置に必要な知識と技術を実践的かつ丁寧に学ぶことができます。また、スキルアップコースも開催しており、資格更新のためのサポート体制も充実しています。

各コースとも毎年開催しており、産科病棟に配属となった看護師・助産師の資格取得を支援しています。

出産後も安心のサポート

~産後ケアをご利用いただけます~

当院は、地域の母子にとって「退院後も寄り添い続ける場所」であるため助産師が中心となり産後ケアを提供しています。

初めての育児に不安が大きい方や、ご自宅でのサポートが少なく休息が必要な方、母乳育児支援が必要な方、父親への育児支援など、個別に合わせたケアを提供しています。出産後も安心して育児に向き合えるよう助産師によるあたたかいサポートを提供しています。

個室でゆったりと過ごせる環境も整えてお待ちしております。

退院前訪問、退院後訪問に取り組んでいます

退院後、患者さんが安心して在宅療養ができるように、看護師が在宅または施設を訪問し、療養上の指導などを行っています。

看護師が訪問することで、患者さんとご家族の在宅療養に対する不安の軽減を図ります。また、退院後訪問時に地域の訪問看護師さんや医療機関の医療者の方々にも同行していただき、ご自宅で患者さんに必要な処置やケアが問題なく継続できるように連携しています。和歌山ろうさい病院号に乗ってお伺いします。

看護研究に取り組んでいます

私達は、患者さんのニーズに応える看護を提供し、看護ケアをさらに発展させなければなりません。安全・快適・安心な医療と、その人らしい生活を提供するための工夫が必要です。その工夫をするための活動として看護研究を行っています。当院では、看護研究指導者をお招きしているので、支援を受けながら取り組むことができます。

令和6年度 看護研究発表・書籍執筆

 

発表日 学会名 演題 発表形式 部署 キーワード
1 8月10日 第15回和歌山保健看護学会 治療を事故中断していた患者の治療継続と仕事を両立するための支援 口演 患者サポート 両立支援・自己中断・治療継続
2 8月10日 第15回和歌山保健看護学会 ケアの実践のさらなる可能性を目指して-急性期病院の現場から- シンポジウム ICU/ER 急性期病院の現場から
3 8月10日 第15回和歌山保健看護学会 看護学生の高齢者に対するポジティブイメージを形成する要因の検討 示説 東6 看護学生・高齢者・ポジティブイメージ
4 11月17日 第29回和歌山県病院協会学術大会 入退院支援センターにおける転倒予防対策~入院前アセスメントと予防運動指導~ 口演 患者サポート

入院前支援・転倒予防運動・フレイル予防

5 12月21日 2024年度和歌山看護教育機関連絡協議会 新人看護師指導における対人能力とストレスの関係性 口演 外来  
6 2月8日 令和6年度和歌山県看護研究学会 術後訪問の定着要因と質向上に向けた課題の検討 口演 手術室 術後訪問・周術期看護・看護の質向上
7 2月8日 令和6年度和歌山県看護研究学会 治療と仕事の継続を可能にする職場環境づくり~対象の思いへの理解からはじめる~ 口演 患者サポート 両立支援・同僚看護師・職場環境改善
8 2月8日 令和6年度和歌山県看護研究学会 コロナ禍で臨地実習の少ない新人看護師の職場適応への取り組み 口演 外来 新人看護師・職場適応・早期離職防止

 

  発表日 学会名・書籍名 演題 発表形式 部署 共同研究者
1

2024年10月
第37巻5号

Emer Log(エマログ)
メディカ出版
あっ! これ使える 初療・ERでお役立ち救急の指標・スケール35
急性腹症、急性膵炎、急性胆管炎
執筆 ICU/ER  
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