2022年3月7日 当院におけるバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に関する
感染対策のお知らせ(第1報)以降、和歌山市保健所や国立感染症研究所の指導のもと、院内感染対策を強化し、入院患者さんを対象としたスクリーニング検査を実施してきました。
4月、5月と検査の結果、VRE新規陽性者の報告はありません。
今後も引き続き次の対策を講じていきます。
- 職員に対する感染防止対策の教育
- 院内における環境清掃の強化
共用トイレでは感染防止のため、温水洗浄便座の使用停止を継続しています。 - 入院時スクリーニングの実施
他の医療施設からの院内への持ち込みの早期発見を目的とした入院時VREスクリーニング検査は継続します。 - 転院前スクリーニングの実施
他の医療施設への感染拡大防止のため、転院患者さんの退院前スクリーニング検査も継続します。 - 抗菌薬適正使用の啓発も継続しています。
患者様及び関係者の皆様には何かとご心配・ご迷惑をおかけいたしますが、当院といたしましても今後とも安全で適切な医療を提供できるよう、継続して感染拡大防止対策を継続していきます。何卒ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
※VREの詳細につきましては、以下のQ&Aをご覧ください。
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)感染症Q&A【和歌山感染危機管理支援ネットワーク作成】